階級間の移動はどの程度可能か

2011.12.24

エクイティー階級、ボーナス階級、サラリー階級、フリーター階級の四階級は、相互に移動可能なのだろうか。簡単ではないが、意識的に行動すれば可能だというのがその答えだろう。サラリー階級から、ボーナス階級への移動は、どうか。たとえば、外資系の企業のフロント職種、あるいはマネージャーのポジションに転職して、年収をアップするような転職は、これまでもあったし、これからも、数多くあるだろう。収入が増えるので、転職の成功例としては、わかりやすい。

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何らかのリスクを負い、競争にさらされることにはなるが、経済的には得になる場合が多いだろう。この移動は、サラリー階級の仕事をする中で、目的の仕事のスキルを身につけることができれば、それなりにチャンスがある。難しいのは、たとえば、一流の外資系投資銀行でM&Aの仕事をやりたいと思っても、証券会社の同類の仕事や引き受けの仕事にでもついていればよいが、メーカーや商社など、関係のない仕事についている場合には、チャンスを作りにくいことだ。「ジュニア」の仕事で移れる年代(二〇代半ばまで)なら、英語力と面接を突破できる地頭の良さ(もともとの頭の良さのこと)があれば、直接外資系の一流の投資銀行に入ることができるかもしれないが、それ以外の場合は、転職先を二流・三流の会社にするなり、日系の証券会社を一度噛ませてキャリアを作るなりの、戦略が必要だ。