時間をかけて能力適性を見きわめる

2012.01.07

ワークスアプリケーションズ社の「問題解決能力発掘インターンシップ」も注目される動きだ。同社では「ゼロからものを作り出せる人。前例のない仕事にチャレンジし、根本的な問題解決をブレークスルーによって実現できる人材」をクリティカルワーカーと呼び、そうした潜在能力を持った人材を発掘するために、春休みと夏休みの二〇日間程度を利用、それぞれマネージャークラスの三分の一近くがかかり切りになって、学生に付き添い、中身の濃いインターンシップを実施している。

[転職サイト]
豊橋市・田原市・湖西市のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク東海】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/15ページ)
[詳細情報を見る]

厚木・座間・海老名のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク関東】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/30ページ)
[詳細情報を見る]

広尾のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク関東】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/6ページ)
[詳細情報を見る]

参加できるのは面接と筆記試験をクリアした学生で、二〇日間のうち一〇日間はワークスに出社し、朝一〇時から夕方六時までひたすら与えられた課題、例えば「旅行代理店の内部業務を効率化するイノベーション」といった明解な答えのないような課題に実践形式で取り組み、自らの頭で解決策を考え抜くような内容になっている。「自分の能力の限界にチャレンジしてもらっている」といい、同社のトップクラスのエンジニアやコンサルタントが学生たちの能力を見きわめていく。参加学生からは「真剣に取り組めば働くこととは何かなど、多くのものを得られる貴重な体験」、「志望業界にかかわらず、後輩に薦めたい」と評判がよく、企業の人事・採用担当者の間でも「能力適性を見極める採用プログラム」として評価が高い。実際に「後輩にオススメしたいインターンシップランキング」において二〇一〇年で四年連続の第一位になっている。選考試験の結果、自社で活躍する可能性が高いと判断した優秀な学生には卒業後数年間有効な「複数年入社パス」を発行していることでも有名だ。パスを取得した学生は同社に入社の意志を示せば即入社できるし、度別の会社に就職したり、起業にチャレンジしてから入社することもできる。この仕組みを多くの企業が導入するようになれば、就活学生の意識も行動も変わるだろう。何より、多くの企業で行われている短時間の面接中心の選考方法では学生の能力や資質を見抜けないという限界がある。ワークスのように大学が長期間の休みに入る時期を利用して、採用に直結する本格的なインターンシップを実施、そこを採用の場にする。このような有意義な方法を採ることを、企業は真剣に考える時期に来ているのではないか。